編集用PCを買う時点で、外付けHDDは想定済みだった
動画編集用にMacBookを選んだ時点で、正直「これだけじゃ絶対に足りなくなる」というのは分かっていた。動画編集をやる以上、内蔵ストレージだけで完結させるのは無理があるというのは、調べればすぐに出てくる話だからだ。
とはいえ、頭で分かっていることと、実際に「ディスクの空き容量が足りません」の表示を突きつけられることの間には、それなりの距離がある。医療系動画の編集案件を受け始めて数ヶ月経った頃、いつも通り書き出そうとしたらそのアラートが出た。
想定はしていたはずなのに、締切前日の夜、書き出しの直前にこれをやられると普通に心臓に悪い。本業から帰って、疲れた身体でようやく編集に取りかかれた時間だったのもあって、あの時の「わかっとったのに、この日に来るんかい」という感覚は今でも覚えている。
なぜ内蔵ストレージがすぐパンパンになるのか
動画編集をやったことがない人からすると意外かもしれないが、動画素材のファイルサイズは想像以上に大きい。
- 医療系動画は尺が長めで、素材も複数カメラ・複数テイクになりがち
- Premiere Proのプロジェクトファイルとは別に、プレビュー用のキャッシュファイルも溜まっていく
- 納品後も「もしかしたら修正依頼が来るかも」と思うと、素材をすぐには消せない
この3つが重なると、1案件終わるごとに内蔵ストレージがじわじわ削られていく。自分の場合、MacBookの内蔵ストレージだけで運用していたので、案件が3〜4本溜まった時点でアラートが出るようになった。
外付けHDDを導入して変わったこと
内蔵ストレージを圧迫している最大の原因は、納品済み案件の素材データだった。ここを外付けHDDに逃がすだけで、内蔵ストレージにはかなり余裕ができた。
今使っているのはバッファローの1TBモデル。USB3.2対応で読み書きも体感そこまでストレスなく、価格もそこまで高くなかったので副業の経費として導入しやすかった。
ちなみにこの外付けHDD、用途は動画編集の素材だけではない。土日にコーチをしているバレーボールの試合動画の保存にも使っている。子どもたちの試合を撮った映像は、フォーム確認や振り返りに使うのでなかなか消せないし、これも地味に容量を食う。副業用と趣味半分・コーチ業半分の用途が同じHDDに同居している状態だ。
正直に言うと、バックアップの取り方は我流
ここまで書いておいてなんだが、自分のバックアップ運用は決して褒められたものではない。
今やっているのは「納品が終わった案件のフォルダを、思い出したタイミングで外付けHDDにドラッグ&ドロップする」というだけのやり方だ。定期的な自動バックアップの仕組みは組んでいないし、外付けHDD自体が壊れたらどうするかも正直あまり考えていない。
いわゆる「3-2-1ルール」(データを3つ以上のコピーで、2種類以上の媒体に、1つは別の場所に保管する)みたいな考え方があるのは知っているが、副業でそこまでやるのは今の自分にはハードルが高い。しかも今のHDDには編集案件の素材だけでなく、バレーボールの試合動画も一緒に入っている。もしこの1台が壊れたら、副業のデータだけでなくコーチ業の記録まで一気に消えることになる。外付けHDD1台にすべてを預けている状態は、いつか痛い目を見る予感がしている。
家族に「それ大丈夫なん」と言われた話
妻に外付けHDDを見せたら、「それ1個しかないんやったら、それが壊れたら全部消えるんちゃうの」と真顔で聞かれた。まさにその通りで、返す言葉がなかった。
「クラウドにも上げといたら安心なんちゃう」とも言われたが、動画素材は容量が大きいのでクラウドストレージの料金を考えると二の足を踏んでいる、というのが正直なところだ。この辺りは今後の課題として残っている。
やりがちなミス
- バックアップ先を1つしか持たない:外付けHDDが唯一のバックアップだと、そのHDDが故障した瞬間にすべて失う。自分も含めて、副業レベルだとここが甘くなりがち。
- 納品直後にバックアップを取らない:「あとでまとめてやろう」と思っていると、結局やらないまま内蔵ストレージが圧迫され続ける。
- USBケーブルの規格を確認せずに買う:PCの端子とHDDのケーブルが合わず、変換アダプタが別途必要になるケースがある。購入前に自分のPCの端子を確認しておくと安心。
- 容量ギリギリまで使い切る:HDDも内蔵ストレージと同じで、空き容量に余裕がないと動作が不安定になることがある。
シーン別の目安早見表
| 状況 | おすすめの対応 | 備考 |
|---|---|---|
| 内蔵ストレージが常に赤信号 | 外付けHDD/SSDへの移行 | まずは納品済み案件から逃がす |
| バックアップが1箇所のみ | クラウドか2台目のHDDを検討 | 「壊れたら終わり」の状態は避けたい |
| 読み書き速度を重視したい | 外付けSSDも選択肢に | HDDより高価だが動作が速い |
| とにかく容量重視でコストを抑えたい | 外付けHDD | 同じ予算ならSSDより大容量にしやすい |
よくある質問
Q. 外付けHDDとSSD、副業の動画編集ならどっちがいい?
A. 予算重視で容量を稼ぎたいならHDD、作業中の読み書き速度を重視するならSSD。自分はまず「逃がし先」としてHDDを選んだが、作業用として使うならSSDも検討する価値がある。
Q. 外付けHDDはどれくらいの頻度でバックアップすればいい?
A. 理想は案件ごと・納品ごとにこまめに。自分はできていないが、少なくとも「案件が1つ終わったら移す」くらいのルールは決めておいた方が後で楽になる。
まとめ
- 動画素材はすぐに容量を圧迫するので、外付けHDDへの逃がし先を早めに用意しておいた方がいい
- 自分は納品済み案件を外付けHDD1台にドラッグ&ドロップするだけの我流運用で、正直リスクがある状態
- バックアップ先を1つに頼らない、というのが今後の課題
- HDD購入前にはPCの端子・ケーブル規格を確認しておくと安心
ストレージまわりの機材については、他の記事でも実際に使っている道具をまとめているので、あわせて読んでみてほしい。


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