クラウドワークスで20件応募してやっと来た、初テスト案件
20件くらい応募して、ようやく掴んだチャンスだった。
初めてテスト案件が来た話はこちら👉 クラウドワークスで初めてテスト案件が来た話【初心者のリアル】
流れはこんな感じだった。
- Zoom面談
- テスト案件提出
- 採用面談
最初の面談は、完全に就職面接みたいな雰囲気。「なぜ動画編集を始めたのか」「本業はどんな感じか」「どれくらい時間が取れるのか」——かなりしっかり見られている印象だった。
担当の方は、いかにもフリーランスという雰囲気の男性。長髪・髭・パーカー。でもすごく感じが良くて話も盛り上がって、「こういう人と働けたらいいな」と素直に思った。
テスト動画を3日で仕上げた、あの夜のこと
テスト案件は、旅行系の2分ほどのYouTube動画。納期は4日後だったが、本業が忙しくなるのがわかっていたので3日で提出した。
実際には、2日目の夜中まで作業した。本業から帰って飯を食って、子どもが寝てからPremiere Proを開く。慣れない操作にいちいち詰まりながら、気づいたら深夜2時を回っていた。
BGMのタイミング合わせ、テロップの位置、カット後の流れ——全部自分なりに考えて組み立てた。「これで大丈夫か?」と何度も見直して、3日目に提出した。やりきったという感覚はあった。
採用面談のフィードバックが、めちゃくちゃ勉強になった
採用面談の最初は、テスト動画へのフィードバックから始まった。これが正直かなり勉強になった。
- YouTubeは最初の10秒が命(90%が離脱、10%しか残らない)
- その10%を残すために、冒頭に全力を出すこと
- テロップの出し方・効果音の入れ方・地図などの情報の入れ方
どれも独学の自分にとっては新鮮で、ひたすらメモを取りまくった。「最初の10秒」という考え方は、それ以降の編集に明確に影響している。今でも動画の冒頭を作るときは、ここを意識している。
そして見せられた「完成見本動画」。レベルが違いすぎて唖然とした。テロップ・間・効果音、すべてが1級品。「これはまだ勝てないな」と素直に思った。自分の動画との差が、はっきり見えた瞬間だった。
結果は、不採用。でも納得だった
結果は不採用。でも納得だった。むしろ、自分の実力不足をちゃんと理解できたのは大きかった。フィードバックをもらえただけで十分すぎるくらい収穫があったと思っていた。
ただ、その後の話が少し意外だった。担当の方から、
「人柄はすごく良い」
「自分としては一緒に働きたいと思った」
と言っていただけた。正直、めちゃくちゃ嬉しかった。不採用の結果を聞いた直後だったので、余計に響いた。
「まさかのスクール勧誘」が来た
ところが、そこで終わらなかった。
「スキルが足りないので、スクールで伸ばしてみませんか?」
「1週間後にまた面談して、スクールについて相談乗りますよ」
その場では「考えてみます」と答えて、Zoomを切った。
最初は「褒めてもらえた+一緒に働けるかも」という嬉しさが先行していた。でも冷静になるにつれて、だんだんモヤモヤしてきた。嬉しい気持ちと、どこか引っかかる感覚が、しばらく同居していた。
1週間考えて、断ることにした。理由を正直に書く
結論から言うと、断った。1週間、かなり真剣に考えた上での決断だった。理由は3つある。
① お金がもったいない
動画編集スクールの費用は、数十万円になることも珍しくない。副業を始めた理由が「収入を増やすため」なのに、先にまとまったお金を出すのは本末転倒だと思った。コストに見合う利益が本当に得られるのか、まったく確信が持てなかった。
仮に30万円払ってスクールに入ったとして、それを回収するには月3万円の案件を10ヶ月続けて獲らないといけない。初心者がそのペースで稼げる保証はどこにもない。リスクに対してリターンが見えなかった。
② 「独学は無理」という言葉を信じなかった
「スクールなしでは通用しない」「独学では限界がある」——そう言われた。でも考えてみると、その言葉に根拠はなかった。スクールに入れば成功するという保証もなければ、独学だと失敗するという証拠もない。
YouTubeには無料で使えるチュートリアルが山のようにある。Premiere Proの使い方も、テロップの作り方も、演出の考え方も、調べれば出てくる。時間はかかるかもしれないが、自分でたどり着けると思った。
③ 怪しさを感じた
感じの良い担当者だったし、フィードバックも本物だった。でも「不採用→即スクール提案」という流れは、どうしても引っかかった。人柄を褒めてくれたのも、振り返ると少し誘導されている感じがした。悪意があるとは思わないけど、自分の背中を押す材料として使われた気はした。
その場の空気や「一緒に働きたい」という言葉に流されそうになっていた自分を、冷静に見つめ直した。
独学を続けた結果、継続案件を獲得した
スクールを断って、独学を続けた。
フィードバックでもらった「冒頭10秒」の考え方を意識しながら編集を重ねた。テロップの作り方も、効果音の入れ方も、YouTubeや実際の案件の中で少しずつ覚えていった。うまくいかないことも多かったが、その都度調べて試した。
結果として今、医療系YouTube動画の継続案件を持っている。月3000円という金額はまだまだ小さい。でも毎月安定して入ってくる収入で、スクール費用ゼロでここまで来られた。
スクールを断った直後は、少し不安だったのも正直なところだ。「やっぱり入っておけばよかったか」と思う瞬間もあった。でも手を動かし続けるうちに、少しずつ自分の編集に自信が持てるようになってきた。
「独学は無理」と言われたあの日から、自分なりに積み上げてきた結果がこれだ。まだ道半ばだけど、判断は間違っていなかったと思っている。
スクール勧誘を受けたときに考えてほしいこと
同じような経験をする人は少なくないと思う。クラウドワークスやランサーズで案件を探していると、テスト後にスクールを紹介されるケースは一定数ある。
断るかどうかは人それぞれだ。スクールが合う人もいると思う。ただ、その場の雰囲気や「一緒に働きたい」という言葉に流される前に、一度冷静に考えてほしい。
📋 判断するときのチェックポイント
- スクール費用を回収できる見込みはあるか?
- 「独学は無理」という言葉に具体的な根拠はあるか?
- その場で決める必要はあるか?(ないはず)
- 1週間後に冷静に考えても、同じ気持ちか?
その場で即決する必要はない。一度Zoomを切って、冷静に考える時間を取ることが大事だと思う。
まとめ
- 初テスト案件→不採用→スクール勧誘という流れは実際にある
- 「人柄が良い」「一緒に働きたい」は嬉しいが、冷静さを忘れずに
- 「独学は無理」という言葉に根拠があるかどうか確認する
- コストと回収見込みを冷静に計算する
- 独学でも、時間をかければ案件は取れる
副業を始めたばかりの30〜40代は特に、「お金を払えば解決する」という方向に引っ張られやすい。でも副業の目的は収入を得ることで、支出を増やすことじゃない。
自分はスクールを断って独学を続けた。その結果、継続案件を獲得できた。これが正解かどうかは人によって違う。ただ、焦って大きなお金を動かさなくてよかったとは思っている。


コメント