動画編集副業、3〜4ヶ月やって気づいたこと
正直に言う。自分が動画編集副業を続けられている一番の理由は、「本業が嫌だから」だ。
聞こえが悪いのはわかってる。でもこれが本音で、たぶんこっちのほうがずっと強いエネルギーになる。「夢を叶えたい」より「ここから抜け出したい」のほうが、人間って動ける。
3〜4ヶ月副業をやってきて、SNSやクラウドワークスで同じように始めた人たちを見ていると、続いている人とそうじゃない人の差がなんとなくわかってきた。今日はそれを書いてみる。
「自分は続けられるタイプか」不安な人に読んでほしい。結論から言うと、センスより「やめない理由の重さ」のほうがよっぽど大事だと思っている。
結論:「やめる理由」が「やる理由」に勝った瞬間に終わる
副業に限らず、何かを続けるって本当に難しい。
自分なりに考えた結論はシンプルで、「やめる理由」と「やらなければならない理由」が常に戦っていて、どちらが勝つかで決まるということだ。
副業をやめる理由なんていくらでも出てくる。
- 疲れた
- 案件が取れない
- 思ったより稼げない
- 本業が忙しい
- 家族との時間が減る
これは全部正しい。実際に自分も全部経験した。それでも続けられているのは、「やらなければならない理由」がそれより少しだけ重かったからだと思う。
「やりたい理由が薄い人」はやめていく。当たり前のようで、これがすべてだと感じている。
よく「副業で稼ぐには何のスキルが必要か」という話になるけれど、自分が思う一番必要なスキルは「続けること」だ。動画編集の技術なんて、続けていれば自然に上がる。でも続けられなければ、どんなに才能があっても意味がない。3ヶ月目にやめた人と、3ヶ月目に踏ん張った人では、半年後に全然違う景色が見えていると思う。
続けられる人の特徴① やる理由が「負のエネルギー」でもいい
動画編集を始めた動機を聞かれると、きれいな答えを言いたくなる。「スキルアップしたかった」「自由な働き方を目指して」とか。
でも自分の本音は「本業が嫌だから」だった。
これ、最初は言いにくかった。でも今は、むしろ負のエネルギーこそ強いと思っている。「今の状況を変えたい」という切実さは、「なんとなくやってみたい」より何倍も行動力になる。
動機の種類は関係ない。「逃げたい」でも「見返したい」でも、それが本物なら続く。ポジティブな理由じゃないといけないなんてことはない。
副業界隈では「好きなことを仕事に」「ワクワクする方向へ」みたいな言葉が溢れている。それは否定しないけど、「嫌だから変えたい」という動機を恥ずかしく思う必要はない。むしろそっちのほうが、夜中に疲れていても手を動かせる原動力になったりする。
自分の場合、本業でしんどい日があるたびに「だから副業をやるんだ」と再確認できる。これが地味に効いている。
続けられる人の特徴② 「できない→できる」の感覚が好き
もうひとつ、自分が続けられている理由がある。単純に、動画編集が好きだということだ。
正確には、できないことができるようになる感覚が好き。
最初はカット編集すら時間がかかっていた。テロップのデザインもBGMの選び方もわからなかった。Adobe Premiere Proを開くたびに「これどうやるんだっけ」と止まっていた。それが少しずつできるようになっていく。この感覚、本業では最近あまり感じられなかったものだった。
思い返せば本業でも、新しいことを覚えていくのは楽しかった。バレーボールも、小中高と練習がどんなに嫌でも辞めなかった。しんどい中にも「うまくなっている」という感覚があったから続いたんだと思う。
動画編集もそれと同じだった。スキルアップしている実感がある限り、人は意外と続けられる。
逆に言うと、「うまくなっている感じがしない」状態が一番危ない。同じ作業を繰り返しているだけで成長を感じられなくなると、モチベーションは一気に落ちる。だから意識的に「先月できなかったことが今月できた」を探すようにしている。テロップのフォント選びが早くなった、BGMのフェードアウトがきれいになった、そういう小さな積み上げを自分で認めてあげることが大事だと思う。
やめていく人の共通点:「やりたい理由」が薄い
逆に、フェードアウトしていく人を見ていると、共通しているのは「なんとなく稼げそうだから」「在宅でできそうだから」という、ふわっとした動機だと感じる。
動機が薄いと、最初の壁で折れる。
動画編集副業の「最初の壁」はだいたいここだ。
- 案件が全然取れない時期(1〜2ヶ月目に高確率でくる)
- 単価が低くて割に合わない感覚
- 本業との両立がしんどい夜
この壁をやりたい理由の薄さで乗り越えるのは難しい。「別にやめてもいいか」が勝ってしまう。
「時間ができたらやろう」と思っている人も要注意だ。時間は待っていても来ない。本業が忙しい人は、副業をやる時間を「作る」しかない。朝30分早く起きるとか、通勤中にスキル動画を見るとか、そういう能動的な時間の使い方ができるかどうかも、続く人とやめる人の差だと思っている。
自分が案件ゼロの時期にやったこと
実際、自分も最初の1〜2ヶ月は案件が取れなかった。
クラウドワークスに登録して、提案を送っても返事がこない。単価を下げても選ばれない。プロフィールを書き直しても変わらない。あの時期はなかなかしんどかった。「向いていないのかも」と思いかけた瞬間もあった。
そこで自分がやったのは、とにかく案件を受けまくることだった。どんなに安い案件でも、仕事があることのほうが大事だと思ったから。単価500円の案件も、1000円の案件も、とにかく手を動かす機会として受けた。
人生で初めて「仕事が欲しい」と思った(笑)。会社員だと仕事が来るのは当たり前で、むしろ来ないほうがラクくらいに思っていたのに。副業を始めてから、仕事をもらえることのありがたさを初めて実感した。
この経験は今でも生きている。案件があることへの感謝が、丁寧な仕事につながっている気がする。そして安い案件でも丁寧にやり続けたことで、少しずつ継続依頼がもらえるようになってきた。継続案件の話は別の記事にも書いているので、気になる人は読んでみてほしい。
案件ゼロの時期を乗り越えるコツをひとつ言うなら、「今は種まきの時期だ」と割り切ることだと思う。最初の数ヶ月で稼げなくても、その経験がポートフォリオになり、スキルになり、後で必ず活きてくる。
「続く人・やめる人」チェックリスト
ここまで書いてきたことを整理すると、こんなチェックリストになる。
| 続きやすい人 | やめやすい人 |
|---|---|
| 今の状況を変えたい理由がある | なんとなく稼げそうと思っている |
| できない→できるの感覚が好き | すぐに結果(収益)を求める |
| 安い案件でも「経験」と割り切れる | 単価が低いと一気にモチベが落ちる |
| しんどいことを「まあそういうもん」と受け流せる | 思い通りにならないとすぐ環境のせいにする |
| 本業・家庭との両立ルーティンを作れる | 時間ができたらやろうとしている |
| 小さな成長を自分で認められる | 他の人と比べて落ち込む |
どちらが多かっただろうか。続きやすい人の特徴が多くても、全部当てはまらなくていい。自分だって全部できているわけじゃない。大事なのは「やめる理由より続ける理由が少しでも重いか」それだけだと思っている。
「やめない性分」という才能について
ここまで書いてきて、ふと思うことがある。
自分は新卒から本業を辞めていない。バレーボールも、どんなにしんどくても辞めなかった。動画編集副業も今のところ続いている。
これはもしかしたら、「やめない性分」というのも一種の才能なのかもしれない。
向いている・向いていないじゃなくて、「続けられるか・続けられないか」のほうが副業では大事だと思う。どんなにセンスがあっても、3ヶ月でやめたら何も残らない。続けた人間だけが、少しずつ積み上がっていく。
自分が副業を続けられているのは才能でも努力でもなく、「やめる理由よりやらなければならない理由が重かった」だけかもしれない。でもそれで十分だと思っている。
バレーボールのコーチをしながら副業もしているというのは、正直時間的にきつい。でも「時間がないからできない」を言い訳にしたくなかった。時間がなくても続けている人が、半年後・1年後に結果を出す。そう信じてやっている。
3〜4ヶ月続けた先に何があるか
最後に、続けてみてよかったことを書いておく。
3〜4ヶ月続けた結果、自分には継続案件ができた。毎月安定して仕事がある状態になってきた。収益はまだ大きくないけれど、「副業で稼いでいる」という事実が自信になっている。
それ以上に大きいのは、「自分でも何かできる」という感覚だ。会社員だと会社の看板で仕事をしているけれど、副業は完全に個人の力で仕事をもらっている。この感覚は、続けてみないとわからない。
あと地味に効いているのが、本業へのメンタルの変化だ。副業があることで「ここがすべてじゃない」と思えるようになった。本業の嫌なことに対して、以前より少し余裕を持って対処できるようになった気がする。
続けることで得られるのは収益だけじゃない。そういう副産物も含めて、「3ヶ月続けてよかった」と思っている。
まとめ
- 続く人とやめる人の差は、「やる理由の重さ」で決まる
- 動機はネガティブでもいい。「逃げたい」「変えたい」は強いエネルギーになる
- 案件ゼロの時期は高確率でくる。そこで安い仕事でも取りに行けるかが分岐点
- スキルアップの実感がある限り、人は意外と続けられる
- 「やめない性分」は才能のひとつ
- 続けた先には収益だけでなく、自信とメンタルの変化がある
次に読んでほしい記事
動画編集副業の最初の一歩や、実際の収益については以下の記事も参考にどうぞ。

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