このブログは「38歳から動画編集副業を始めた話」を正直に書くために始めた。本業・バレーコーチ・動画編集副業の三本柱で動いている自分のリアルな話を書いておく。
バレーのコーチをしながら、動画編集の副業をしている。本業もある。正直、最初は「自分には無理かもしれない」と思っていた。でも今は続けられている。この記事では、三足のわらじをはく生活の中で気づいたことを書いておく。
1日の時間割そのものはこちらの記事で分単位で公開しているので、この記事ではあえて時間割ではなく、バレーコーチという役割ならではの悩みや葛藤に絞って書いていく。
なぜバレーのコーチをしているのか
きっかけは2つある。1つは、自分の母校がインターハイ予選の決勝戦に出た試合を見たこと。あの熱量を目の当たりにして、「自分もまたバレーに関わりたい」と思った。
もう1つは、娘がバレーボールを始めたこと。娘が白いユニフォームを着てコートに立つ姿を見て、もっとちゃんと教えられる人間でいたいと思った。それがコーチを始めた理由だ。
平日と土日、こんな生活をしている
平日:8時〜19時に本業(肉体労働が多め)。21時〜1時に動画編集。
土日(バレーコーチの日):9時〜16時にバレーの指導。18時〜1時に動画編集。
本業は体を使う仕事だ。正直、夜は疲れている。そこにバレーの指導が入る日もある。時間がないのは、言い訳じゃなくて事実だ。でも「時間がない」とは、不思議と言わなくなった。
時間がない中で気づいたこと
① 「完璧な時間」を待たない
最初は「まとまった時間ができたらやろう」と思っていた。でもそんな時間は来ない。本業が忙しくなったり、バレーの試合が入ったり、子どもの行事があったり——常に何かある。
だから「30分あれば動く」という発想に切り替えた。30分でテロップを1本入れる。30分で応募文を1通書く。その積み上げが、気づくと大きな進捗になっている。
② バレーのコーチ経験が副業に活きている
バレーのコーチをしていると、選手のフォームを動画で撮って見せることが多い。その過程で「どう見せるか」「どう伝えるか」という感覚が自然と身についてきた。
動画編集でも、視聴者にどう伝えるかを意識するようになったのは、コーチ経験が影響しているかもしれない。
③ 「しんどい」と「やりたい」が共存する
体が疲れているのに、帰ってからPremiere Proを開く。これは「やらされている」からではなく、「やりたい」からだ。
副業を始める前は仕事が終わると「早く寝たい」しか思っていなかった。今は「少しだけ作業しよう」という気持ちが自然と出てくる。これが変わったことの一つだ。
朝練がある日のリアル
週に数回、朝練がある。5時半起きで体育館に行って、中学生に指導して、そのまま本業に向かう。
そういう日は正直しんどい。夜の副業作業が30分で終わることもある。でも「今日はしょうがない」と思えるようになった。全力でやる日と、とりあえず触れる日を使い分ける。それが続けるコツだと思っている。
三足のわらじを続けて気づいたこと
本業・コーチ・副業の3つを同時にやっていると、「時間の使い方の基準」が変わってくる。
以前は夜にテレビをダラダラ見ていた時間が、今は作業時間になっている。以前はゴルフの誘いを断れなかったが、今は「副業があるので」と言えるようになった。
「忙しい人ほど副業ができない」とは限らない。むしろ「忙しい状態に慣れている人」の方が、副業を無理なく組み込める場合がある。これは三足のわらじを続けてみて実感したことだ。
一番しんどかった日のスケジュール、そのまま公開する
これが本当にあった1日だ。
5:00 起床。納期が迫っていたので動画編集を開始。眠い目をこすりながらPremiere Proを開く。
7:00 小学校に集合。その日はバレーボールの試合だった。コーチとして帯同。
試合開始。子どもたちは勝ち進んでいった。1試合、また1試合。予選を突破して、決勝まで駒を進めた。
決勝。惜しくも負けた。準優勝。子どもたちの悔し泣きを見ながら、「よく頑張った」と声をかけた。
17:00 試合終了。片付けをして解散。
18:00 帰宅。正直ビールを飲みたかった。準優勝の達成感と疲労感で、冷蔵庫のビールが頭をよぎった。でも飲まなかった。納期があったから。
19:00 家族で夕食。
20:00 お風呂。
20:00〜1:00 動画編集再開。5時間ぶっ続けで作業。さすがにきつかった。目が重い。でも手は動かした。
この日の睡眠時間は4時間くらいだった。
「ビールを堪えた」という小さな本気
あの日、ビールを飲まなかったことを今でも覚えている。準優勝という結果を出した子どもたちと一緒に戦ったあの疲労感の中で、ビールを飲まずに編集を始めたこと。
大げさに聞こえるかもしれないけど、あの選択が「自分は本気でやっている」という確認になった。飲みたいのを我慢して机に向かう。それができたということは、副業を本気でやっているということだ。
しんどかった。でも後悔はなかった。翌朝納品できて、クライアントから「ありがとうございます」と返ってきたとき、あの日の全部が報われた気がした。
「忙しいからできない」は本当か?
コーチ・本業・副業の三足のわらじをはいていると、「そんなに詰め込んで大丈夫?」とたまに言われる。正直きつい日はある。あの試合の日みたいな日は特にきつい。
でも「忙しいからできない」は、少し違う気がしている。忙しい人ほど、時間の使い方が自然と研ぎ澄まされる。「この1時間でどこまで進められるか」を常に考えるようになる。ダラダラしている時間がなくなる。
時間がないからこそ、1時間の集中が濃くなる。それが副業を続けられている理由の一つだと思っている。
コーチをしていて、副業に活きていると感じること
バレーのコーチをしていると、選手に「なぜそのプレーをするのか」を言語化して伝える場面が多い。フォームの修正、戦術の説明、メンタルのケア——相手に伝わるように言葉を選ぶ練習が、自然と積み重なっていた。
動画編集でも、「視聴者にどう伝えるか」を考える。テロップの見せ方、カットのタイミング、BGMの雰囲気——全部「伝える」作業だ。コーチとして培った「人に伝える感覚」が、編集の仕事にそのまま活きていると感じることがある。
バレーと副業、一見関係なさそうな2つがつながっている感覚。それが三足のわらじを続けているもう一つの理由かもしれない。
続けること自体が答えだと思っている
コーチも、副業も、「続けること」が一番難しくて一番大事だと思っている。子どもたちに「諦めるな」と言いながら、自分も諦めない。そういうシンプルなことが、今の自分を動かしている。
三足のわらじはきつい。でもどれか一つをやめる気にはなれない。全部が今の自分を作っているから。
同じように忙しい中で副業を考えている人へ
「忙しすぎて副業なんて無理」と思っているなら、一度だけ試してほしいことがある。今週の中で「ダラダラしていた時間」を思い出してみること。スマホを無意識に見ていた時間、テレビを惰性で見ていた時間——そこが副業の時間になる。
まとまった2時間は作れなくても、30分は作れる。30分でも毎日続ければ、1ヶ月で15時間になる。それだけあれば、動画編集の基礎は十分覚えられる。
忙しいことは言い訳にならない。自分がそれを証明している。
三足のわらじ、まだ続く。
あの試合の日、準優勝で悔し泣きしていた子どもたちの顔を思い出す。彼らも諦めなかった。自分も諦めない。それだけだ。
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