「なんで自分が怒られてるんだろう…」
会社員として働いていると、こんな理不尽を感じたことはないだろうか。後輩のミスなのに自分が謝ることになったり、上司の判断ミスをなすりつけられたり。一生懸命やっているのに、評価されるどころか責められることもある。
動画編集の副業を始めて気づいたのは、会社員の仕事と副業の仕事には「根本的な違い」があるということだった。その違いを正直に書いておく。
会社員と副業の「根本的な違い」
一言で言うと、「評価の基準が明確かどうか」だ。
会社員の仕事は、評価基準が曖昧なことが多い。成果を出しても評価されないことがある。「なんとなく上司の機嫌次第」という理不尽な評価が存在する。
一方、副業(動画編集)は違う。クライアントに納品して「ありがとう、また頼みます」と言ってもらえるか、言ってもらえないかが全てだ。評価が直接返ってくる。良い仕事をすれば継続案件につながる。シビアだが、分かりやすい。
会社員の「評価の曖昧さ」が精神的に消耗する
副業を始めてから、会社員の仕事で感じていた消耗の原因が分かった気がした。それは「自分がどう評価されているか分からない」という不透明さだ。
本業では、どれだけ頑張っても「なんとなく評価が上がっている気がしない」という感覚が続く。昇給は年に一度。フィードバックは上司の気分次第。
副業ではそれがない。納品した動画に対して、クライアントからすぐにフィードバックが来る。良ければ「良かった」と言われ、修正があれば「ここを直してほしい」と具体的に言われる。評価が透明だ。この透明さが、副業を続けるモチベーションになっている。
副業を始めて「自己評価」が変わった
副業を始める前は、「自分はどんな仕事ができるのか」が正直よく分からなかった。会社の中では「そこそこ普通」という感覚しかなかった。
でも副業を始めてから、「自分の編集でクライアントが喜んでくれた」という経験が積み重なってきた。小さな達成感の積み上げが、自己評価を変えていった。「自分にもできることがある」という感覚が生まれた。
「選ばれる」という感覚
副業で継続案件をもらえたとき、「選ばれた」という感覚があった。無数にいる編集者の中から、自分を選んでもらったということだ。
会社では「この部署に配属された」という受動的な立場だが、副業では「自分の仕事を評価されて選ばれた」という能動的な感覚がある。この違いは、思った以上に大きかった。
会社員でいながら副業をする意味
会社員の仕事を辞めるつもりはない。安定した収入は大事だし、今の段階で副業だけで食べていくのは現実的じゃない。
でも会社員だけでいることの「精神的なリスク」は、副業を始めて初めて気づいた。会社の評価だけに依存していると、評価が下がったときに自己肯定感まで崩れる。
副業は収入の柱を増やすだけじゃなく、「自己評価の柱」を増やすことでもある。会社員としての自分と、副業で稼ぐ自分。両方持つことで、メンタルの安定度が上がった。
同じように会社員をしながら副業を考えている人へ
「副業を始めると会社の仕事が疎かになるんじゃないか」と心配する人もいると思う。でも自分の経験では逆だった。
副業で「評価されること」の感覚を取り戻すと、会社の仕事への向き合い方も変わった。「どうせ評価されない」という投げやりな気持ちが薄れた。
会社員として働きながら副業をすることは、収入だけでなくメンタル面でも大きなメリットがある。それが副業を続けている一番の理由かもしれない。
エリアマネージャーとして経験した理不尽
自分はエリアマネージャーとして、複数の拠点を管轄している。ある時、自分のエリア内の責任者が仕事をしていないことが発覚した。正確に言うと「できない」というより「しない」に近かった。その人は58歳。自分より20歳上だ。
問題を上に報告した。結果、自分が怒られた。「管理不足」という理由で。
意味が分からなかった。報告したのは自分だ。問題を起こしたのは部下だ。それなのに怒られるのは自分。理不尽だと思った。でも会社という組織では、それが普通に起きる。
「仕事ができない人が会社員では最強」という現実
その58歳の責任者は今も在籍している。クビにもならない。給料も変わらない。何十年も会社にいて、年齢とポジションだけが積み上がった人間に、若い人間が怒られる構造。
これが会社員の世界のリアルだ。能力や仕事量は、評価に直結しない。上司との関係、年齢、社歴——そういうものが評価を決める。どれだけ頑張っても、それが正当に返ってくる保証はない。
その現実に気づいたとき、副業を続ける理由がまた一つ増えた。
副業の評価システムはシンプルで残酷で、公平だ
動画編集の副業では、評価がシンプルだ。納品した動画が良ければ「また頼みたい」と言われる。悪ければ次はない。年齢も社歴も関係ない。「仕事の結果」だけが全てだ。
残酷に聞こえるかもしれないが、自分にはこの方がずっと清々しい。頑張った分が返ってくる。丁寧にやった分が信頼になる。それが積み重なって継続案件につながる。
会社員の理不尽さに消耗していた自分にとって、副業の「正当な評価」は救いだった。
会社員と副業、両方持つことの意味
会社員を辞めるつもりはない。安定した収入は必要だし、今の段階で副業だけで食べていくのは現実的じゃない。でも会社員だけでいることのリスクも、今回の件でよく分かった。
会社の評価だけに自分の価値を依存していると、理不尽な評価が来たときに心が折れる。副業で「ちゃんと評価される経験」を持っておくことが、メンタルの安定につながる。
会社員として働きながら副業を持つ。それは収入の柱を増やすだけじゃなく、「自己評価の柱」を増やすことだと今は思っている。58歳の上司に理不尽に怒られた日も、帰ってきてPremiere Proを開いた。それが自分の答えだ。
同じように「会社員として消耗している」人へ
理不尽な評価に怒りを感じている人、仕事をしない上司や先輩に消耗している人、頑張っても報われない感覚が続いている人——そういう人に副業を勧めたい。
副業は「会社を辞めるため」じゃなくていい。「会社員以外でも自分は価値を出せる」という感覚を持つだけで、会社での理不尽な出来事への耐性が上がる。
「ここだけが全てじゃない」という感覚が、精神的な自由をくれる。58歳の上司に理不尽に怒られた日、「でも副業では自分の仕事がちゃんと評価されている」という事実が、自分を支えてくれた。それだけで十分だと思っている。
会社員と副業の「決定的な違い」まとめ
会社員:評価基準が曖昧。年齢・社歴・上司の好みで決まる。仕事をしない人が守られることがある。頑張りが正当に評価されない日がある。副業:評価基準が明確。納品した仕事の質と誠実さが全て。年齢も社歴も関係ない。継続するかどうかがダイレクトに返ってくる。
どちらが正しいかの話ではない。でも副業の方が「自分のコントロールで結果が変わる」という感覚は強い。それが副業を続ける理由の一つだ。
副業を始めて「選ばれる」感覚を取り戻した
継続案件をもらえたとき「選ばれた」という感覚があった。無数にいる編集者の中から、自分を選んでもらえた。会社では「この部署に配属された」という受動的な立場だが、副業では「自分の仕事を評価されて選ばれた」という感覚がある。
この差は、思った以上に大きかった。理不尽に怒られた日も、副業での「選ばれた経験」があるから立て直せる。会社員をしながら副業を持つ意味は、ここにある。


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